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カーニバル・クルーズ・ライン（CCL）の「カーニバル・ベネチア」（13万5225トン）が15日、ホームポートのニューヨーク港からバミューダへ向け初クルーズに出航した。前夜には、著名コメディアンのジェイ・レノ氏を同社で初めてのゴッドファーザー（男性の命名者）に指名、命名式典を開催した。

同船はコスタ・クルーズの「コスタ・ベネチア」（2019年竣工）として就航。当初、中国マーケットに投入される予定だったが、親会社のカーニバル・コーポレーションはパンデミックを背景にグループ内の船隊整理・再編に着手。今年3月、同船をCCLへ転籍、イタリアン・スタイルのコンセプトを導入するため大規模な改修を行うとともに改名した。

同船は夏季、ニューヨーク発着で4泊〜8泊のカリブ海、バミューダ、カナダ・ニューイングランドへのクルーズに就航。9月末からはポートカーナベラルを拠点に8泊〜12泊の日程で、東・南カリブ海、バハマへ展開する。

（写真提供:CCL）