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シーニック・エクリプス、東京港に初入港
2023.06.19
外国船社
シーニック・クルーズ運航の「シーニック・エクリプス」(1万6500トン・写真)が17日、東京国際クルーズターミナルに初入港した。同船は2019年就航。欧州などでハイグレードなリバークルーズを展開する同社が「世界初のディスカバリーヨット」をうたい、外洋クルーズに進出した一番船。アイスクラスは1Aスーパー(PC6相当)で南極や北極圏など極地でも運航可能。ゾディアックやカヤックなどのアクティビティのほか、乗客6人乗りのヘリコプターや潜水艇を備える。乗客定員228人に対し、乗組員は176人(極地では192人)で、乗組員一人あたりの乗客数は1.2~1.3人と手厚いサービスが受けられる。船内は黒を基調にしたシャープでスタイリッシュなインテリア。ダイニングはフランス、イタリア、アジア料理など10のオプションがある(ルームサービス含む)。
同船は現在、日本周遊クルーズを展開中で、前港は清水、次港は八戸。日本周遊のあと、7月にアリューシャン列島を経て北西航路でグリーンランドへ向かう。2025年5月には今年就航したばかりの同型第2船「シーニック・エクリプスⅡ」も日本来航を予定している。
写真1点目:ヘリポートを備えるシーニック・エクリプス
写真2点目:黒を基調にしたメインラウンジ
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