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カーニバル・コーポレーションは26日、2023年第2四半期（2022年3月〜2023年5月）の決算を発表した。売上高は49億110万ドルで前年同期（24億100万ドル）に比べ2倍の大幅増収だった。純損失は前年同期の18億3400万ドルから4億700万ドルに縮小した。

この結果、2023年度上期の売上高は前年同期（40億2400万ドル）比で2倍超の93億4300万ドル、純損失は11億ドル（前年同期37億2600万ドル）となった。

同社のジョシュ・ワインスタイン最高経営責任者（CEO）は「今期、純収益が好調だった2019年の水準を上回り、収益上、重要な節目となった。営業利益、キャッシュフローで黒字を達成した」とコメント。さらに「予約数と顧客からの預り金は過去最高を記録しており、当社は明らかに上昇軌道に乗って勢いを増している」と報告した。

ワインスタインCEOによると、第1四半期で記録的な予約数を獲得し、さらに第2四半期で加速。その勢いは第3四半期まで続いている。

第3四半期の調整後EBITDA（金利、税金、償却前利益）は第2四半期から大幅に改善し20.5億ドル〜21.5億ドル、調整後純利益は9.5億ドル〜10.5億ドルと予想。107％以上の稼働率を見込んでいる。通期は今年3月時点の予想を上回り、調整後EBITDAは41.0～42.5億ドルの見通し。

（写真:ワインスタインCEO、提供:カーニバル・コーポレーション）