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カーニバル、ブランド再編で組織簡素化
2023.06.27
業界
カーニバル・コーポレーションは傘下のクルーズ・ラインを6ブランドに再編した。26日の決算報告で明らかにした。各ブランドの経営トップはジョシュ・ワインスタイン最高経営責任者(CEO)の直属となった。同社は「継続的な勢いを確保し、長期目標の達成を促進するために、組織および指導体制を最適化し、高い収益性を回復する取り組みを続けている。企業とブランドとの階層を取り除き、簡素化された構造を中心に再編した」としている。
グループはアイーダ(フェリックス・アイヒホルン社長)、カーニバル・クルーズ・ライン(CCL、クリスティーン・ダフィー社長)、カーニバルUK(ポール・ラドロー社長)、コスタ・クルーズ(マリオ・ザネッティ社長)、ホーランド・アメリカ・ライン(HAL、ガス・アントーカ社長)、プリンセス・クルーズ(ジョン・パジェット社長)の6つ。
カーニバル・オーストラリアとP&OオーストラリアはCCLグループ下となり、どちらもダフィー社長直属のマーガレット・フィッツジェラルド社長が率いる。
カーニバルUKのブランドにはP&Oクルーズ(英国)とキュナードが含まれる。UK社長は、P&Oクルーズ社長のラドロー氏が務める。8月就任するキュナードのケイティ・マカリスター社長(予定)は、ラドロー社長の直属となる。
シーボーン・クルーズ(ナターリア・レイヒー社長)はHALのグループ下に組み込まれた。
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