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ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス（NCLH）は1日、2023年第2四半期（4月〜6月）の決算を発表した。売上高は前年同期の11億8718万ドルに比べ倍増の22億549万ドルを計上。純利益は8611万ドルで前年同期の5億932万ドルの赤字から大幅に改善した。

この結果、2023年上期（1月〜6月）の売上高は40億2743万ドル（前年同期17億912万年ドル）と2倍以上の増収となり、純損失は前年同期の14億9203万ドルから7320万ドルまで縮小した。

四半期の売上高としては過去最高で、パンデミック前の2019年同期に比べ33%増加。調整後EBITDA（金利、税金、償却前利益）は5億1500万ドル、調整後EPS（1株当たり純利益）は0.3ドルとなり、予想（4億8500万ドル、0.25ドル）を上回った。

期中の稼働率は105%で順調に回復。クルーズ1日当たりの売上高は2019年同期比で15%増加した。予約は記録的な水準で推移し、単価も上昇。12カ月先ベースで60〜65%の予約数を維持している。

第3四半期（7月〜9月）の調整後EBITDAは7億3000万ドル、調整後EPSは0.7ドルを見込んでいる。通期はそれぞれ18億5000万ドル〜19億5000万ドル、0.8ドルと予想している。

（写真提供:NCLH）