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NCL、被災したマウイ島への寄港再開
2023.09.04
外国船社
ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の「プライド・オブ・アメリカ」(8万439トン)が3日、ハワイ・マウイ島のカフルイ港への寄港を再開した。8月初めにマウイ島西部で発生した大規模な山火事のためNCLは寄港を一時中止していた。同船はホノルル発着のハワイ諸島クルーズ7泊に通年で就航しており、カフルイ港には1泊する日程が組まれている。
18年間にわたってハワイ諸島クルーズを展開しているNCLは、火災後直ちにマウイ島の復興活動に協力。支援組織のマウイ・ユナイテッド・ウェイに5万ドルを寄付したほか、関係方面と連携して食料や衣類、マットレスなど15万ドル以上の物資を提供する予定。
ハワイ州のジョシュ・グリーン知事は「NCLとの継続的なパートナーシップと、ラハイナの住民の復興支援に感謝している。西マウイへの渡航は帰還住民と緊急対応者に制限しているが、NCLのような観光パートナーと協力し、旅行者が島の他の地域や州全体へ着実に戻ってくるよう呼び掛けている」と語った。
カーニバル・クルーズ・ラインやホーランド・アメリカ・ラインなど他のクルーズ会社も復興資金の寄付や募金イベントなどを計画している。
(写真:プライド・オブ・アメリカ、提供:NCL)
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