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マイヤー、革新的な浮体式クルーズ・ターミナルを考案
2023.09.06
業界
マイヤー・フローティング・ソリューションズは5日、世界初の浮体式クルーズ・ターミナルを考案したと発表した。世界中のクルーズ港に環境に優しく、資源効率の高いソリューションを提供する。インフラが不足している港のニーズに対処すると同時に、必要に応じてターミナルの拡張、再配置にも活用できる。
同社はドイツ、フィンランドで造船所などを運営するマイヤー・グループの一つ。ターミナルの浮体構造は、造船所など陸上の工場施設でモジュールを製造し移送。現地の埋め立て作業を最小限に抑えながら、係留ドルフィンなどの固定係留配置によって安全性と操作性を確保する。
複数船舶の同時入港にも対応できる最大 3 つの桟橋を備えた大規模ターミナルにも対応できる。長さ 205~320メートルの 3 つの桟橋は、長さ 410メートル、幅265メートルの設置面積内で最大限の実用性を発揮するよう綿密に設計しているという。
写真提供: マイヤー・フローティング・ソリューションズ