クルーズニュース

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国土交通省は11日、クルーズの安全・安心の確保に係る検討・最終とりまとめを発表した。2020年9月に公表したクルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめをもとに、これは、その後の段階的な運航再開を経て、2023年3月の本格的な国際クルーズの運航再開に至るまでの取り組みや、中間とりまとめ以降に得られた知見・経験などを踏まえ、クルーズ客船利用者の安全・安心の確保に向けとりまとめたもの。

「ダイヤモンド・プリンセス」と「コスタ・アトランチカ」で発生した新型コロナ集団感染について、船内・寄港地での対応と課題について整理したほか、2020年10月以降のクルーズの段階的な（4段階）運航再開の取り組みなどをまとめた。そのほか、クルーズの安全・安心の確保のための今後のあり方として、運航関係者の連携・協力体制の強化や、新たな感染症発生への対応、船内で大規模集団感染が発生した際の追加的措置、国際的なルール作りにおける国土交通省の役割について整理した。

■クルーズの安全・安心の確保に係る検討・最終とりまとめ（全文）