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小型客船フォーラム、10月31日に大阪で開催
日本クルーズ&フェリー学会と大阪公立大学海洋科学技術センターは共催で、10月31日に大阪市内で「小型客船フォーラム―小型客船による舟運の発展とその安全性を考える―」を開催する。オンライン併用。2025年の大阪・関西万博やIR(統合型リゾート)の誘致が進む中で、大阪湾・瀬戸内海周辺で小型客船による舟運・クルーズが注目を集めている。舟運事業の振興と小型客船の安全性にスポットをあてて議論する。
概要は次のとおり。
▽日時=10月31日(火)午後1~5時
▽会場=大阪公立大学難波サテライトI-siteなんば(大阪市浪速区敷津東2-1-41)
▽プログラム
<パネルディスカッション>
・「瀬戸内アイランドホッピング構想」(大阪府立大学・池田良穂名誉教授)
・「“シースピカ”“シーパセオ”のクルーズ実績と瀬戸内海クルーズのしくみ作り」(瀬戸内海汽船・仁田一郎社長)
・「大阪・瀬戸内をつなぐマリタイムルートの構築」(関西経済同友会広域観光推進委員会・栗原智一委員長スタッフ<竹中工務店>)
・「小型船を活用した大阪湾、播磨灘における海事観光に係る取り組み」(国交省神戸運輸監理部・馬谷正樹海事振興部長)
・「JAPIC瀬戸内クルーズネットワーク構想」(JAPIC国土・未来プロジェクト研究会・越智修瀬戸内クルーズWGリーダー<五洋建設顧問>)
各講演後にパネルディスカッションを行う。
<小型客船の安全性>
・「荒天時小型姑息旅客船での旅客傷害事故の紹介」(大阪公立大学・片山徹教授)
・「知床における小型旅客船KAZU 1海難と安全対策」(大阪大学・梅田直哉名誉教授、国交省船舶安全基準室)
・「小型船用浸水時乾舷・復原性計算プログラムの開発」(片山教授)
▽参加費 8000円
▽参加申込方法 氏名、所属、会場かオンライン参加かを記載して、日本クルーズ&フェリー学会事務局へメール(cruise-ferry@cruise-ferry.main.jp)に申し込む。参加費の振込先は事務局に問い合わせ。
▽問い合わせ先=日本クルーズ&フェリー学会の池田良穂事務局長(ikeda.marine@omu.ac.jp、電話090-4289-5851)。