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アドラ、青島発着クルーズでマーケット拡大へ

2023.11.27
業界

アドラ・クルーズは25日、「メディテラニア」(8万5619トン)が中国山東省の青島から初めてクルーズに出航したのを記念して、現地で式典を開催した。同船は26日、長崎、済州島(韓国)に向け4泊5日のクルーズに出発した。12月1日にも同様のクルーズを予定している。

 

同社は青島起点のクルーズを、中国北部マーケットを開拓する上で重要な展開と位置付けている。式典には青島政府関係者はじめ、青島国際クルーズ港地域サービス管理局、山東港集団の要人らが出席した。メディテラニアは主に上海、天津発着で日本・韓国寄港クルーズを実施しているが、アドラは青島発着のクルーズも今後拡大していくことに意欲を見せている。

 

同船の前身は2003年建造の「コスタ・メディテラニア」。シンガポールで大改装後、今年9月にアドラの船として天津でデビューした。船内は古代のエジプト、ギリシャ、ローマ文化をモチーフに装飾を施し、レストランでは本格的な中国料理のほか、地中海料理なども楽しめる。

 

写真提供:アドラ・クルーズ

アドラ、青島発着クルーズでマーケット拡大へ
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