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プリンセス・クルーズは28日、同社史上最大規模となる「ザ・プリンセス・カジノ」の詳細を発表した。来年2月に就航する新造船「サン・プリンセス」（17万5500トン、乗客定員4300人）にオープンするもので、広さはプリンセスの14万級シリーズ船「ロイヤル・クラス」の1.5倍、マシンを1.3倍に拡張する。

カジノはアトリュウム「ピアッツァ」に隣接する8デッキに位置。約840平方メートルの会場には最新のスロット・マシン227台、テーブル・ゲーム13台が設置され、プレーヤーはインタラクティブなオーディオ・ビジュアル体験を通じてゲームを楽しめる。高額の賞金を提供するテーブルやハイエンド向けのスロット・エリアも用意する。

サン・プリンセスは「スフィア・クラス」と呼ばれるシリーズの第1船で、現在イタリアのフィンカンティエリ造船所で建造中。完成すればプリンセス初のLNG燃料対応の船となる。既にチビタベッキア、バルセロナ発着の地中海クルーズや、フォートローダーデール発着のカリブ海クルーズの販売は始まっている。

写真提供:プリンセス・クルーズ