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2023年度C.C.認定試験の結果発表、合格率45パーセント
日本外航客船協会(JOPA)と日本旅行業協会(JATA)とで組織するクルーズアドバイザー認定委員会は、2023年度クルーズ・コンサルタント(C.C.コース)資格認定修了試験を実施、結果を発表した。2023年度の受検者数は441人、合格者数は201人、合格率は45.5パーセントとなった。同試験は2020年度、2021年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止、2022年が3年ぶりの実施となり、今年度は昨年より69人受験者が増加した。
修了試験は10月23日(月)東京、、10月24日(火)大阪、10月25日(水)名古屋、10 月27 日(金)福岡において実施。東京会場が244名(うち欠席13名)、大阪会場が95名(うち欠席6名)、名古屋会場が51名(うち欠席1名)、福岡会場が75名(うち欠席4名)、合計465名(うち欠席24名)が受検した。
東京会場が188名(欠席16名)、大阪会場が76名(欠席0名)、名古屋会場が56名(欠席5名)、福岡会場が44名(欠席4名)、札幌会場が8名(欠席0名)が受験した。採点結果に基づき、従来通りの合否基準により判定を行った結果、東京会場は231名中102名(合格率44.1%)、大阪会場は89名中47名(合格率52.8%)、名古屋会場は50名中27名(合格率54.4%)、福岡会場は71名中25名(合格率35.2%)、合計441人中201人(合格率45.58%)が合格した。
主な旅行会社別合格者数(2人以上)は、JTBが113人、阪急交通社が42人、日本旅行が10人、近畿日本ツーリストが5人、クラブツーリズムが4人、クルーズバケーションが3人、シティツアーズが3人、東日本ツアーズが3人、JCBトラベル、東急、たびまちゲート広島が各2人となった。
クルーズアドバイザー認定制度は、クルーズ・コンサルタント(C.C.)及びクルーズ・マスター(C.M.)の2段階で構成するステップアップ式の資格認定制度で、主として旅行会社の社員を対象にクルーズのスペシャリストを育成し、クルーズの販売促進、マーケットの拡充に役立てようという目的で2003(平成15)年秋から実施している。