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客船「ぱしふぃっくびいなす」が海外売船されたようだ。情報筋によると購入したのは韓国船社のドゥウォン商船という。ドゥウォン商船は、RORO船での中古車輸送を手掛けているが、2020年にフェリー「Eastern Dream」を購入して、京都舞鶴港―韓国・東海港―ウラジオストク港で日本海航路を運航。コロナ禍で貨物のみ輸送していたが、22年6月から舞鶴寄港を一時休止している。「ぱしふぃっくびいなす」は1998年、石川島播磨重工で建造。今年1月に運航を終了し、その後はＪＭＵアムテック（兵庫県相生市）で係船されていた。売船後、船名は「Eastern Venus」に、船籍もパナマに変更し、７日に日本を離れた。中国山東省の石島のドックに入渠後、改装されるもよう。東海―ウラジオ航路で運航されるとの情報もある。写真は７日、日本を離れる「Eastern Venus」。