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「スター・プリンセス」の船長2名を任命
2023.12.21
外国船社
プリンセス・クルーズはこのほど、2025年8月に就航する新造船「スター・プリンセス」(17万5000トン)の船長2名を発表した。フィンカンティエリのモンファルコーネ造船所で行われた起工式で任命したもの。
来年就航する「スフィア・クラス」の第1船「サン・プリンセス」(17万5500トン)と第2船「スター・プリンセス」の建造現場責任者を務めるジェナロ・アルマ船長が、スターの船長に就任。アルマ船長の休暇中は、プリンセス・クルーズのコモドアー(船長の最高位)、ニック・ナッシュ船長が同船の指揮を引き継ぐ。
ナッシュ船長は、プリンセスで33年のキャリアを持つベテラン。1989年にプリンセス・クルーズに入社し、2002年船長に就任。これまでプリンセスの数々の船で業務に当たってきた。2018年に英国商船功労勲章を受章。2020年に全船を統括するコモドアーに就任した。現在は「エンチャンテッド・プリンセス」(14万5281トン)の船長を務めている。
アルマ船長は1998年にプリンセス・クルーズの士官候補生としてキャリアをスタート。2015年にシー・プリンセスの船長に就任。2018年と2020年にダイヤモンド・プリンセス(11万5906トン)で指揮を執り、イタリア共和国の最高勲章である功労勲章コマンダーの称号を授与された。
写真:アルマ船長(左)、ナッシュ船長(右) 提供:カーニバル・ジャパン
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