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カーニバル・コーポレーションは21日、2023年第4四半期（2023年9月〜11月）および通期（2022年12月〜2023年11月）決算を発表した。

第4四半期は売上高53億9000万ドル（前年同期38億3000万ドル）、純損失4800万ドル（同15億9000万ドル）だった。この結果、通期の売上高は過去最高となる215億9000万ドル（前年同期121億6000万ドル）、純損失は7400万ドル（同60億9000万ドル）まで縮小し、大幅な収支改善を果たした。

予約も好調で、2024年分の3分の2近くが既に埋まっている状況。年間を通じて予約数は高水準で推移し、特にブラックフライデーやサイバーマンデー前後の2週間は史上最高を記録した。また、第4四半期の予約価格は前年同期を大きく上回った。稼働率は101%を超えた。

同社は2024年第1四半期（2023年12月〜2024年2月）について、前年同期の2倍以上に当たる約8億ドルの調整後EBIDA（金利、税金、償却前利益）を見込んでいる。通期の調整後EBIDAは、前年比30%以上の約56億ドルと予想している。

写真:12月20日、ガルベストン港に初入港した新造船「カーニバル・ジュビリー」の歓迎風景　提供:カーニバル・クルーズ・ライン