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CLIA、新会長にRCLのリバティ氏を任命
2024.01.22
業界
クルーズライン・インターナショナル・アソシエーション(CLIA)は19日、ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)社長兼最高経営責任者(CEO)のジェイソン・リバティ氏が取締役会で会長に任命されたと発表した。同氏は、2021年1月から会長を務めたピエルフランチェスコ・ヴァーゴ氏(MSCクルーズ取締役会長)の後任となる。
リバティ氏はクルーズ業界で20年近いキャリアを積み、長年RCLの最高財務責任者を務めた後、2022年社長兼CEOに就任した。ヴァーゴ氏はパンデミック後の難しい舵取りを任されたが、リバティ氏は回復してきたマーケットの拡大とともに、ゼロ・エミッション達成に向けた取り組みを、業界のリーダーとして牽引していくことになる。
CLIAは世界最大のクルーズ業界団体で、クルーズ会社、旅行会社(6万3000社)、港・デスティネーション、造船・舶用メーカーなどのサプライヤーで構成。50以上のクルーズ会社が加盟し、世界のクルーズ・キャパシティの95%以上を占めている。
CLIAによる2023年の世界のクルーズ人口は3150万人で、パンデミック前の2019年の106%に達し、2024年には約3,500万人が乗船すると予測している。
写真提供:CLIA
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