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プリンセス・クルーズとフィンカンティエリは24日、スフィア・クラスの第1船「サン・プリンセス」（17万5500トン）の引き渡しを延期すると発表した。同船は2月8日にバルセロナから出港する予定だった10日間の初クルーズは中止となった。遅延の理由は明らかにされていない。

乗船予約者にはクルーズ代金の全額と、事前購入した追加船内サービスの代金を払い戻す。また、次回以降のクルーズに利用できる50%のフューチャー・クルーズ・クレジットを付与するほか、航空券の変更手数料についても200ドルまで補償する。

同船は当初バルセロナから出航し、パルマ・デ・マヨルカ、メッシーナ、ピレウス、クシャダシ、ナポリに立ち寄り、2月18日にチビタベッキアで初クルーズを終える予定だった。