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世界最大のアイコン・オブ・ザ・シーズ、デビュー
2024.01.31
外国船社
世界最大の客船、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)の「アイコン・オブ・ザ・シーズ」(25万800トン)が27日、マイアミ港から初航海に出航した。同船は今後、マイアミ発着(7泊8日)による東カリブ海と西カリブ海クルーズを交互に通年運航する。
同船はメイヤー・ベルフトのトゥルク造船(フィンランド)で竣工。全長365メートル、幅65メートルで、全19階あるデッキには2805室の客室を設置。乗客定員はツインベースで5610人、最大で7600人を収容できる。乗組員2350人と合わせて最大9950人が船内生活を送ることができる。
船内は8つの「街」で構成。洋上最大のウォーターパークエリアやインフィニティプール、滝が宙を流れるアクアドーム、円形状のアイスアリーナ、草木が植えられたオープンエアの公園、40以上もの飲食店、最新技術とトップクラスのエンターテインメント・プログラムなどを用意している。
また、同船はLNG(液化天然ガス)を燃料とした客船で、陸上電力接続や廃熱回収システムなどを組み合わせることで、より環境面に配慮した先進的なクリーンエネルギー動力を実現している。
デビューに先立ちRCIは25日、同船の公式アンバサダーを務めるサッカー界のスーパースター、リオネル・メッシ氏をはじめRCI、ロイヤル・カリビアン・グルーブの経営トップ、関係者を船内に集め、盛大に命名式典を開催した。
写真提供:RCI
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