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コスタ・フィレンツェ移籍、CCL船隊27隻に拡大
2024.02.05
外国船社
コスタ・クルーズは2日、スペインのカディスで「カーニバル・フィレンツェ」(13万5156トン)をカーニバル・クルーズ・ライン(CCL)に引き渡した。コスタの「コスタ・フィレンツェ」をカーニバル・コーポレーション内でCCLに転籍したもので、これによりCCLの船隊は27隻となった。
コスタは2022年6月に「コスタ・ルミノーザ」(9万2720トン、2009年建造、現「カーニバル・ルミノーサ」)、2023年3月に「コスタ・ベネチア」(13万5225トン、2019年建造、現「カーニバル・ベネチア」)をCCLに引き渡しており、移籍はフィレンツェで3隻目。
カーニバル・フィレンツェはカディスのナバンティア造船所で2カ月間の改修工事を実施後、4月25日にロサンゼルスのロングビーチ港でデビューする。CCLは同船をカボサンルーカス、マサトラン、プエルトバヤルタに寄港する5〜7泊のメキシカンリビエラ・クルーズなどに投入し、ロングビーチ発着で通年運航する。
フィレンツェの船内はドゥオーモ広場をモデルにしたアトリウム、イタリアのリビエラをイメージしたリドデッキをはじめ、イタリアン・テーストのデザインが施されている。リニューアル時には姉妹船カーニバル・ベネチアで好評のレストラン、バーなども追加し、”カーニバル・ファン・イタリアン・スタイル”のクルーズを展開していく。
写真:カーニバル・フィレンツェ 提供:CCL
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