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サン・プリンセス引き渡し、処女航海は再度延期

2024.02.15
外国船社

フィンカンティエリは14日、モンファルコーネ造船所で建造したプリンセス・クルーズ向けスフィア・クラスの第1船「サン・プリンセス」(17万5500トン)を引き渡した。

 

プリンセスは当初、8日のバルセロナ発で処女航海を予定していたが、工事の遅れで急きょ取り止め、18日からチビタベッキア発で運航を開始すると発表していた。しかし、「技術的な追加作業を行うため」(同社)、同船は引き渡し後も造船所に留まっている。このため処女航海を28日(チビタベッキア発)に再び延期した。

 

18日からのクルーズを予約していた乗客には、代金の全額と事前購入した追加船内サービスの費用を返金する。また、将来のクルーズで利用できる50%のフューチャー・クレジット(FCC)を提供する。航空券の変更手数料の一部も払い戻す。

 

写真提供:プリンセス・クルーズ

 

サン・プリンセス引き渡し、処女航海は再度延期
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