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フォーシーズン・ヨット、初シーズンはカリブ海
2024.03.27
外国船社
フォーシーズン・ヨットの新造船の初シーズンは、カリブ海と地中海クルーズに決まった。同船は現在、2026年就航に向けてフィンカティエリのアンコーナ造船所で建造中。豪華な客室仕様も次第に明らかになってきた。船名は未定。
デビューの年、同船は30以上の国と地域、130以上の訪問地をめぐる予定で、2026年1月〜3月はカリブ海、その後は地中海に展開する。カリブ海クルーズではセントバーツ、ネイビス、グレナディーン諸島、セントルシア、バルバドス、マルティニーク、グアドループ、キュラソー、アルバなどへ航海する。詳細スケジュールは今後発表する。
最上級客室の「ファンネル・スイート」と「ロフト・スイート」には、どちらも 3 つのベッドルーム、屋外シャワー、スプラッシュ・プールが備わる。最大のファンネル・スイートは、ヨットのガラス張りのファンネル内にあり、広さは927平方メートルで、居住空間は4階にまたがる。床から天井までの回り込み窓は、クルーズ船で最大の連続ガラスにより構成され、280 度のパノラマを提供する。
ロフト・スイートは739平方メートル。7つの客室と接続することで、最大20人までのグループ客に対応できる。
船内には11カ所のレストラン、スパ&ウェルネスサービス、マリーナ、船尾プール(長さ19メートル、幅5メートル)などを配置。プールデッキは油圧で水平に昇降するため、結婚式などさまざまなイベントの際にはスペースを確保できる。
写真提供:フォーシーズン・ヨット