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博多港、環境に優しい船は入港料全額免除

2024.03.28

福岡市港湾空港局は4月1日から、LNG燃料船など環境に配慮した船舶に対して入港料を全額免除する。クルーズ船の適用第1号は、10月6日博多港に初寄港する「シルバー・ノヴァ」(5万4700トン)となる予定。

 

海運業界では重油などの従来燃料に替えて、LNGや水素など低炭素・脱炭素燃料を使用する環境配慮型船舶の開発・導入が進められている。カーボンニュートラルに取り組む博多港は、環境に優しい船舶の普及や寄港促進を図るため、新たなインセンティブの導入を決めた。

 

入港料が全額免除となるのはLNG燃料船、水素燃料船(含む燃料電池船)、バッテリー推進船、アンモニア燃料船、合成燃料(グリーンメタン、グリーンメタノール)を使用する船舶。

 

バイオ燃料や合成燃料(重油、軽油)を使用する船舶については、燃料の混合割合に応じて入港料を減免する。

 

写真提供:福岡市 撮影者:Fumio Hashimoto

博多港、環境に優しい船は入港料全額免除
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