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飛鳥Ⅱ、横浜港より世界一周クルーズに出航
2024.04.05
日本船社
4月5日、飛鳥Ⅱが横浜港から世界一周クルーズに出航した。午前11時半より、大さん橋国際客船ターミナル屋上では出港セレモニーが開催された。
世界一周クルーズの出航に当たって、横浜市の新保康裕港湾局長があいさつ。「今回の、世界一周クルーズでは、ドイツのハンブルクにて現在建造中の飛鳥IIIを見学されるとのこと。飛鳥IIIは、日本のクルーズ船で初めてLNG燃料や陸上電力受電装置を採用するなどカーボンニュートラルを基本コンセプトの1 つとしていると伺っている。2050 年の脱炭素社会実現を目指す横浜市にとっても、郵船クルーズ様と相互連携を深め、脱炭素イノベーションを世界に発信し、カーボンニュートラルポートの形成に向けた取組を推進していきたい」と述べた。
これに対し、郵船クルーズの田口船長があいさつ。「今回、450人の乗客の皆さまを乗せて、6年ぶりに世界一周クルーズに出航できることをうれしく思う。100日間となる世界一周クルーズ、ぜひ無事に横浜に帰ってきていただきたい」と抱負を述べた。
セレモニーでは花束贈呈や横浜市消防音楽隊による歓送演奏が行われ、華々しい雰囲気の中、飛鳥Ⅱはゆっくりと出航した。見送りに集まった人々は飛鳥クルーズオリジナルうちわをふり、飛鳥Ⅱの出航を見守った。
明日、6日(土)13時35分からは、神戸港にて出港セレモニーが行われる予定。
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