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NCLH、3ブランドに新造船8隻を投入計画

2024.04.09
外国船社

ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は8日、2036年までに傘下の3ブランド向けに8隻の新造船計画を発表した。イタリアのフィンカンティエリ造船所で建造する。

 

また、同社はプライベート・アイランド、グレート・スティラップ・ケイ(バハマ)に、大型船2隻が同時着船できる桟橋を新たに建設することを明らかにした。建設費用は約1億5000万ドルで、2025年後半までに完成する。

 

NCLHはノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)、オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズを運営。現在の船隊は合計32隻で、収容乗客数は約6万6500人に及んでいる。新たな整備計画の収容乗客数は約2万5000人に相当する。

 

新造船は、2026年から2036年までの10年間で引き渡しを完了する予定。NCL向けは、2025年から2028年の「プリマ・プラス・クラス」4隻の引き渡しに続き、2030年、2032年、2034年、2036年に、5,000人近い乗客を収容できる約20万トン型客船4隻の就航を予定している。

 

オーシャニア向けの新造船は、2025年に6万7000トン型の「アルーラ」が就航するが、これに続く計画として2027年と2029年に1,450人乗りの8万6000トン型2隻が竣工する。

 

リージェント向けは5万6000トン型「エクスプローラー・クラス」に続き、2026年と2029年に乗客定員850人の7万7000トン型2隻を引き渡す計画。

 

既発注分と新規計画分を合わせ、NCLHは2036年までに新造船13隻を追加し、収容乗客数は約4万1000人の増加を見込んでいる。

 

写真:ノルウェージャン・ブリス 提供:NCL

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