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「カーニバル・フィレンツェ」、ロングビーチで命名式

2024.04.26
外国船社

カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)は25日、「カーニバル・フィレンツェ」(13万5156トン)の命名式を、米国カリフォルニア州のロングビーチ・クルーズターミナルで開催した。命名者は俳優のジョナサン・ベネットさん。同船はロングビーチを拠点に通年で4〜7泊のメキシカン・リビエラに就航する。

 

同船は2020年末にコスタ・クルーズの「コスタ・フィレンツェ」として竣工したが、親会社のカーニバル・コーポレーションは今年2月、同船をCCLに移籍した。ニューヨーク拠点にカリブ海クルーズに投入している姉妹船「カーニバル・ベネチア」(13万5225トン、前コスタ・ベネチア)と同様、イタリアン・スタイルの船に模様替えしてカーニバルの船隊に加わった。

 

フィレンツェはCCLの船として初めて人工知能を活用した航行システムを導入し、航海ごとに最適航路の選択を支援する。同社は今年後半にこのシステムを船隊全体へ展開する計画。また、メキシカン・リビエラに就航している「カーニバル・パノラマ」(13万3868トン)、「カーニバル・ラディアンス」(10万1509トン、前カーニバル・ビクトリー)と同様、ロングビーチに停泊中は陸上給電システムに接続する。

 

写真提供:CCL

「カーニバル・フィレンツェ」、ロングビーチで命名式
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