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ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングス（NCLH）は1日、2024年第1四半期（1月〜3月）の決算を発表した。売上高は前年同期比20%増の21億9100万ドル、当期純利益は1700万ドルだった。前年同期は1億5900万ドルの純損失を計上していた。

調整後EBITDA（金利、税金、償却前利益）は、前年比ほぼ倍増の4億6400万ドルで、前期決算発表時（今年2月）の予想（4億5000万ドル）を上回った、調整後EPS（1株当たり純利益）も0.12ドル予想から0.16ドルへ上昇した。期中の乗客数は73万6500人（前年同期63万3900人）で16%増、客室稼働率は104.6%（同101.5%）と堅調だった。通年の稼働率は105.1%を見込んでいる。

第1四半期の予約件数および向こう1年間の予約数はともに過去最高を記録し、好調を維持している。通期のネット・イールド（乗船日数1日当たりの調整後売上総利益率）予想を5.4%から6.4%へ引き上げたほか、通期の調整後EBITDA予想も5000万ドル増の22億ドルへ、調整後EPSは1.23ドルから1.32ドルへ上方修正した。

NCLHはノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCL）、オーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズの3ブランドを運営している。