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ノヴァの姉妹船「シルバー・レイ」、引き渡し
2024.05.15
外国船社
マイヤー・ベルフトは14日、ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)のシルバーシー・クルーズ向けに建造した「シルバー・レイ」(5万4700トン)を引き渡した。同船は「ノヴァ・クラス」の2番船。6月15日にリスボンからバルセロナへの処女航海に出航する。
RCLのジェイソン・リバティ社長兼CEO、シルバシーのバート・ヘルナンデス社長、マイヤー・グループのベルナルド・マイヤー会長、ベルント・アイケンスCEOらがエームスハーフェン港(オランダ)でシルバー・レイに乗船、調印式に出席した。
同船は乗客定員728人、乗組員544人で、全室バトラーサービス付き。乗組数と乗客数の比率は1:1.3、乗客1人当たりのスペースは75トンで、ラグジュアリー客船の中でも際立って高い水準にある。
船全体にガラスをふんだん使用し、陽光や景色を取り込むことで開放感のある空間を確保している。また、270度の視界を楽しめるように、屋外プールをデッキ片側に寄せて船長方向へ配置するなど、非対称のデザインも特徴的。
シルバー・レイの最初のシーズンは地中海に就航、12月に大西洋を横断して北米へ展開する。
写真提供:シルバーシー
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