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バイキング、第1四半期の業績発表

2024.05.30
業界

バイキング・ホールディングスは29日、2024年第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比14%増の7億1815万ドルだったのに対し、4億9393万ドル(前年同期2億1436万ドル)の純損失を計上した。損失には3億664万ドルに上る私募デリバティブ関連のマイナスが影響している。増収は船隊の拡大と稼働率の上昇が寄与した。

 

調整後粗利益は前年同期比19%増、純利回りは508ドル。調整後EBITDA(金利、税金、償却前利益)は前年の同じ時期に比べて4610万ドル増加した。乗客クルーズ日数(PCD)は14.5%増、稼働率は同時期の92.8%から94%に上がった。

 

5月19日現在、2024年、2025年シーズン分ついて、利用可能な乗客クルーズ日数(APCD)の91%、39%をそれぞれ販売。2024年は45億7300万ドル、2025年は24億8100万ドルの事前予約を計上。2024年シーズン分の事前予約額(PCD当たり)は742ドル、2025年は852ドルで、いずれも前年水準を上回っている。

 

バイキングは5月3日に18億ドルの新規株式公開を完了し、純収益の約2億4550万ドルは同社に、約14億ドルが特定の売却株主に支払われた。

 

写真提供:バイキング

 

バイキング、第1四半期の業績発表
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