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名付け親はリバプール市、「クイーン・アン」の命名式開催

2024.06.04
外国船社

キュナード・ラインは3日、新造船「クイーン・アン」(11万3000トン)の命名式をリバプールで開催した。これに先立ち、同社は歴史的につながりの深いリバプール市を名付け親に指名するとともに、地元出身の5人の女性をその代表に任命した。

 

選ばれたのはスパイス・ガールで作家のメラニー・Cさん、放送作家でコミュニティ・リーダーのングナン・アダムさん、地元レストラン起業家のナタリー・ヘイウッドさん、リバプールの音楽・文化界のレジェンド、ジェイン・ケイシーさん、そしてイギリスのオリンピック七種競技選手、カタリーナ・ジョンソン・トンプソンさん。同社は「リバプールの心と未来を体現するこれらの著名な女性たちは、地元、国内、国際レベルでの文化への多大な貢献によって選ばれた」と実績を称えた。

 

リバプールは1840年5月にキュナードが初めて大西洋横断に出発した港で、128年間にわたりキュナードの本社が置かれた場所。式典当日には数万人の市民らがリバプール・ウオーターフロントに集まり、就航と初寄港を祝った。イタリアを代表するテノール歌手のアンドレア・ボチェッリ氏、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラ、リバプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(舞台芸術の教育機関)などがパフォーマンスを披露した。

 

写真提供:キュナード

 

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