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RCIの「ユートピア・オブ・ザ・シーズ」、引き渡し完了
2024.06.17
外国船社
アトランティック造船所は14日、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(RCI)向けの新造船「ユートピア・オブ・ザ・シーズ」(23万6860トン)を引き渡した。7月19日からポートカナベラル発着で3泊〜4泊のバハマ・クルーズ(通年)に就航する。デビューまでの数週間、同船は最終仕上げが行われる。
ユートピアは「オアシス・クラス」の第6船。同クラスの船が週末3泊と平日4泊のショート・クルーズに”特化”したかたちでデビューするのは初めて。寄港地はバハマのナッソーとRCIのプライベート・アイランド、ココケイで、4泊クルーズには終日航海日を1日設けている。
引き渡し式には1600人以上の乗組員と作業員が一堂に会し、同船のアクア・シアターでその瞬間を祝った。パーティーを主催したロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)社長兼CEOのジェイソン・リバティ氏、RCI社長兼CEOのマイケル・ベイリー氏、アトランティック造船所のゼネラル・マネージャー、ローラン・カスタン氏が、造船技師や設計者はじめ建造に携わった人々の功績を称えた。
同船は全長362メートル、全幅64メール、乗客定員5668人、乗組員2290人。船内には5つのプール、3のウオーター・スライダー、サーフィン・シミュレーター、ジップライン、40カ所以上の飲食施設などを配置。オアシス・クラス初となる寿司、日本風の屋台料理などを楽しめるレストランもオープンする。
写真提供:RCI
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