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カーニバルの第2四半期、収益、予約額など過去最高

2024.06.26
業界

カーニバル・コーポレーションの2024年度第2四半期(2024年3月〜5月)は売上高、営業利益が過去最高を記録、通期見通しを引き上げた。予約、価格水準、稼働率も過去最高だった。

 

同社が25日発表した第2四半期決算によると、売上高57億8100万ドル(前年同期比18%増)、営業利益は前年同期の約4.7倍の5億6000万ドルで、第2四半期としては過去最高だった。純利益は9200万ドル(前年同期損失4億700万ドル)だった。

 

調整後EBITDA(金利、税金、償却前利益)は11億9700万円(前年同期比76%増)で過去最高となり、前期決算発表時(今年3月)の予想を約1億5000万ドル上振れした。予約による預り金残高は83億ドルに達し、これまでの最高記録を11億ドル上回った。

 

半期(2023年12月〜2024年5月)の売上高は111億8700万ドル(前年同期比20%増)、純損失1億2300万ドル(前年同期損失11億ドル)となった。

 

2025年以降の需要は引き続き加速しており、予約は好調を維持している。同社は「時期尚早」としながらも、2025年通年の予約状況は、価格、稼働率ともに2024年度を上回っている。

 

第3四半期について同社は、純利回りは前年同期比8%増、調整後EBITDAは20%増の約26億6000万ドル、調整後純利益は35%増の約15億8000万ドルを見込んでいる。

 

通期の純利回りは前年度比10.25%上昇、調整後EBITDAは同40%増の約58億3000万ドル(3月時予想に比べ2億ドル増)、調整後純利益は約15億5000万ドル(同2億7500ドル増)を予想している。

 

写真:カーニバル・コーポレーションのジョシュ・ワインスタインCEO

カーニバルの第2四半期、収益、予約額など過去最高
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