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「フォーシーズンズI」起工、2026年1月就航予定
2024.07.10
外国船社
フィンカンティエリとフォーシーズンズ・ヨットの共同所有者兼運営者マーク・ヘンリー・クルーズ・ホールディングスは9日、小型ラグジュアリー客船「フォーシーズンズI」の起工式をアンコーナ造船所で開催した。2025年末引き渡し、2026年1月に就航予定。
フォーシーズンズ・ヨットは、フォーシーズンズ・ホテル・リミテッドが子会社のマーク・ヘンリー・クルーズ・ホールディングスを通じて所有、運営する超高級クルーズ・ブランド。「フォーシーズンズI」は計画している新造船3隻(含むオプション契約1隻)の第1船。
キール・レイイング・セレモニーには、マーク・ヘンリーのオーナー兼会長、フォート・パートナーズ(マイアミ拠点のホスピタリティ開発会社)の創設者兼CEOのナディム・アシ氏、フォーシーズンズ・ホテルのグローバル事業開発、ポートフォリオ管理、住宅部門社長のバート・カーナハン氏、フィンカンティエリ商船部門ゼネラルマネージャーのルイジ・マタラッツォ氏、アンコーナ造船所所長のジルベルト・トバルディ氏らが出席。式典では船の幸運を祈願し、特別に選ばれた3枚のコインを船底に溶接した。
レジデンス・スタイルの同船は3万4000トン、全長207メートル。95室ある客室は全室スイート。「シービュー・スイート」は6〜13平方メートル、最上級の「ファンネル・スイート」には457平方メートルのテラス・デッキが備わる。
写真(イメージ)提供:フォーシーズンズ・ヨット