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大阪～釜山の間に就航している韓国パンスター（日本法人＝サンスターライン）の国際定期フェリー「パンスタードリーム」（写真）が来年半ばにも、沖縄県の石垣港と台湾の基隆港の間を結ぶ見込みとなっている。石垣市の中山義隆市長は、５月に釜山市を訪問してパンスターの金会長と会談したのに続いて、７月15日に台湾を訪問して定期航路開設を提案し、台湾側も了承して合意した。

パンスターは新造船「パンスターミラクル」を韓国で建造中。来年春に「パンスタードリーム」と交替して、大阪～釜山間に就航する予定。石垣市は新法人を設立して、「パンスタードリーム」を購入するという。石垣～台湾間にフェリーが就航するのは、有村産業が経営破綻して2008年に運航休止して以来、17年ぶりとなる。

「パンスタードリーム」が来春、大阪～釜山間での運航を終えることになるため、サンスターライン（大阪市）は、ＳＮＳキャンペーン「パンスタードリーム号と過ごす最後の夏2024」を実施している。対象の写真・動画は、今年６月１日～９月30日の期間に乗船し、撮影したもの。デッキや煙突、船内など船体の一部が含まれることが必要。応募期間は10月10日まで。応募方法は、サンスターラインの公式ＳＮＳアカウント（Ｘ、インスタグラム、TikTokのどれか）をフォローして、「＃パンスタードリーム号と過ごす最後の夏2024」のハッシュタグをつけて投稿。応募期間後に選考し、当選者には「パンスタードリーム」無料乗船券（１人）、乗船優待券（４人）、オリジナルグッズ（20人）をプレゼントする。応募資格は日本在住の人。問い合わせ先はサンスターラインのホームページ、または電話06-6614-2516（午前９時～午後６時）。