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バイキング、ナイル川に新造船ハトホルを追加投入

2024.08.22
外国船社

バイキングは20日、エジプトのマサラ造船所(カイロ)で建造していたリバー客船「バイキング・ハトホル」が竣工、引き渡し式が行われたと発表した。同船はナイル川クルーズに就航する。

 

ハトホルは長さ72メートル、41室、乗客定員82人、乗組員48人。「バイキング・オシリス」、「バイキング・アトン」と同型のラグジュアリー船。カイロでの4泊(クルーズ前3泊、クルーズ後1泊)とルクソール発着の7泊クルーズを組み合わせたツアー「ファラオとピラミッド」(計11泊12日)に追加配船される。

 

寄港地はケナ、エスナ、アスワン、コム・オンボ、エドフ。バイキングは他に「バイキング・ラー」、「アンタレス」などをナイル川クルーズで運航している。

 

同ツアーは最初にカイロのホテルに3泊し、ギザの大ピラミッド、サッカラの墓地遺跡、ムハンマド・アリー・モスク、大エジプト博物館などを訪問。続いて、カイロからは空路ルクソールへ移動。ルクソール神殿、カルナック神殿の見学後、バイキング船に乗船する。

 

クルーズ中はネフェルタリの墓がある王妃の谷、ツタンカーメンの墓で知られる王家の谷、エスナのクヌム神殿、ケナのデンデラ神殿群、アブ・シンベル神殿、アスワン・ハイ・ダムなどを巡る。ヌビアの村では伝統的な小学校を訪ねる。その後、空路カイロに戻りホテルで1泊し、ツアーは終了する。

 

写真:同型船「バイキング・アトン」 提供:バイキング

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