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バイキングの第2四半期、売上好調、純利回りアップ

2024.08.23
業界

バイキング・ホールディングスは22日、2024年第2四半期(2024年4〜6月)の決算を報告した。売上高は15億8726万ドル(前年同期比9%増)、純利益は1億5580万ドル(同18%減)だった。今年上半期(1〜6月)の売上高は23億541万ドル(同11%増)、純損失は前年同期の2431万ドルから3億3812万ドルに増加した。

 

一過性の損益要因を除いた第2四半期の調整後粗利益は、前年同期比9.5%増の10億3765万ドル、調整後EBITDAは同11.6%増の4億9256万ドルだった。純利回りは562ドル(前年同期6.6%増)。この結果、上半期の調整後粗利益は15億3297万ドル(前年同期比12.4%増)、調整後EBITDA(金利・税金・償却前利益)は4億8814万ドル(同24.9%増)、純利回りは543ドル(同5%増)となった。

 

第2四半期の増収は、乗客1日当たりの収益増とキャパシティの拡大が寄与した。純利益の減益は期中に有価証券の評価損や支払い利息が一時的に膨らんだもので、株式上場による一過的な要因などを除くと純利益は3億4460万ドルと好調だった。

 

2024年の稼働能力は前年比5%増、2025年は同12%増となる。8月11日現在、2024年シーズンはキャパシティの95%、2025年は55%を販売、それぞれ46億4,200万ドルと34億4,200万ドルの先行予約があった。

 

オーシャン部門の上半期の売上高は10億2090万ドル(前年同期比10%増)、調整後粗利益は7億1056万ドル(同11%増)。運航船は9隻で期中の乗客数は11万9152人(前年同期比)、乗船占有率は94.9%(前年同期94.3%)。

 

リバー部門の上期は売上高10億5717万ドル(前年同期比10%増)、調整後粗利益6億6367万ドル(同13%増)だった。運航船は69隻で期中の乗客数は15万574人(前年同期比)、乗船占有率は94.7%(前年同期95%)。

 

写真提供:バイキング

バイキングの第2四半期、売上好調、純利回りアップ
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