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東京港「ヴィラッジョ・イタリア」開会式を開催

2024.08.26
イベント

30日(金)まで東京国際クルーズターミナルで開催されるイベント「ヴィラッジョ・イタリア」のオープニングセレモニーが26日、同ターミナル岸壁で開催された。イタリア海軍の練習帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ」(3,600トン)の東京初寄港にあわせたもの。セレモニーではイタリア海軍音楽隊が伊・日国歌を演奏。グイード・クロセット・イタリア国防⼤⾂があいさつに立ち、「日伊の関係はますます強固になっている。経済は海がもたらすものであり、安全な航海、国防、国際法、幸福を守るためにわれわれの役割がある。来年の大阪万博にも戻ってくる予定だ。世界は伝統と平和を必要としている、われわれの役割は重要だ」とスピーチした。

 

本イベントはイタリア政府主催。同船の船内見学や、毎⽇⽇没後に⾏われる伝統ある降旗パフォーマンスのほか、イタリアのグルメやワイン、ヴェネツィア国際映画祭選定の映画作品の上映、バンドやオペラ歌⼿による⽣演奏、イタリアの最先端ビジネスやデザインの展⽰を体験できる。入場無料(飲⾷など⼀部有料)、各イベントへの参加は要予約。イベント詳細・予約は公式サイトを参照。

 

同船は1931年竣工のイタリア海軍の練習帆船(ディーゼル電気推進)。その名はアメリカ大陸を発見したフィレンツェ出身の探検家アメリゴ・ヴェスプッチに由来する。同船は2023年7⽉にジュノバを出航し、31カ国をめぐるワールドツアーを実施中。乗組員と海軍兵学校の士官候補生あわせて約400人が乗船している。東京港への停泊は30日(金)まで。

 

写真1点目:東京港に停泊中のアメリゴ・ヴェスプッチ

写真2点目:(左2人目から)ジャンルイジ・ベネデッティ駐日伊大使、グイード・クロセット伊国防⼤⾂、三宅伸吾・防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官

写真3点目:マホガニーとチークがふんだんに使われた船内

東京港「ヴィラッジョ・イタリア」開会式を開催
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