News

「カーニバル・スプレンダー」の改装終え、オーストラリアに復帰

2024.08.30
外国船社

カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)の「カーニバル・スプレンダー」(11万3573トン)がシンガポールでの改装工事を終え、9月9日からシドニー発着による3〜12泊のオーストラリア、ニュージーランド、南太平洋クルーズに復帰する。

 

スプレンダーは今回の入渠で、レストラン、客室などを改装。他のカーニバルのフリートと同様、船体を赤、白、青を基調に塗装し、南十字星をモチーフにしたデザインを施した。

 

ダイニング・オプションとして新たにケバブやサテを提供するレストランを開設したほか、インド料理店やステーキハウスの施設、メニューを拡充した。客室はバルコニーを全面改装。スイートにはジェットバスを設置した。

 

数多くのアクティビティー、スポーツを楽しめるパブリックスペースも装いを新たにした。バスケットボールコート、ジョギングトラック、ミニゴルフコース、ウオーターパーク、ジム機器、タラソピラティープール、カジノ、ショップ、フォトスタジオ、キッズクラブなどをリニューアル。船内環境やサービスをアップグレードする一方、ショーをはじめエンターテインメントも刷新する。

 

豪州域でのマーケット拡大を目指すCCLはスプレンダーのほか、今秋から来春にかけて「カーニバル・ルミノーザ」(9万2720トン)をブリスベン発着のオセアニア・南太平洋地域に投入する。

 

カーニバル・コーポレーションはP&Oクルーズ・オーストラリアのブランド廃止に伴い、2025年3月からP&Oのフリート、「パシフィック・アドベンチャー」(10万8865トン)と「パシフィック・エンカウンター」(10万8977トン)をCCLに移籍。それぞれ「カーニバル・アドベンチャー」、「カーニバル・エンカウンター」に改名し、引き続きオセアニア域で運航する。

 

写真提供:CCL

「カーニバル・スプレンダー」の改装終え、オーストラリアに復帰
「カーニバル・スプレンダー」の改装終え、オーストラリアに復帰
TOPへ戻る
シェアアイコン