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RCLと地元企業、ジュノーでスターリンクを無料開放

2024.08.30

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)はアラスカ州ジュノーでアラスカ先住民企業ゴールドベルトと提携し、スターリンク高速・低遅延インターネットを地元住民、クルーズ客らに無料開放する。

 

パイロット・プログラムとして試験的に運用を開始するもので、基地局は今週、港近くにあるロープウェー「ゴールドベルト・トラム」のターミナルに設置する。埠頭に沿ってのびる大通り「フランクリン・ストリート」の北へ順次、運用範囲を広げていく。導入の影響や効果をモニターリングする一方、地元企業や利用者からの意見をフィードバックし、今後の運用に生かす。

 

RCLは2022年にスターリンクをクルーズ業界で初めて採用するなど、船内のWi-Fi環境の改善に努めている。RCLの西海岸地区副社長のプレストン・カーナハン氏は「新しいパイロット・プログラムは、インターネットの混雑を緩和し、地元の人々に帯域幅を追加すると同時に、船から岸まで乗客にインターネット接続を提供することを目的としている。ゴールドベルトと地元のビジネスコミュニティは、この試験的な取り組みを実現させる上で重要な役割を果した」と述べた。

 

写真:船上のスターリンク設備 提供:RCL

RCLと地元企業、ジュノーでスターリンクを無料開放
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