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日本のクルーズ人口、2023年は19.6万人に
2024.08.16
業界
2023年の日本のクルーズ人口が19万6300人となった。国土交通省集計によるもの。外航クルーズが本格的に再開したことで前年比344.1パーセント増だったが、過去最多を記録した2019年比では44.9パーセント減となった。
内訳は、外航クルーズが14万3400人(うち日本船社3,400人、外国船社14万人)で前年比1,2936.4パーセント増、9割以上を外国船社が占めた。国内クルーズは5万2900人(日本船社5万2800人、内航フェリー100人)で前年比22.7パーセント増となった。
宿泊数は、外航クルーズでは8~13泊が61.5パーセントと最も多く、国内クルーズでは2泊が43.3パーセント、3~4泊が31.5パーセントとショートクルーズが8割以上を占めた。外航クルーズのエリア別割合では、アジアが12万3800人と全体の89.4パーセントに達し、日本発着クルーズで韓国や台湾などに寄港するケースがほとんどと考えられる。コロナ禍前には2割以上を占めた地中海など欧州が4,100人と全体の3.0パーセントまで激減。その他エリアも減っていることから、フライ&クルーズ利用が減っていることが伺える。
そのほか外航旅客定期航路の乗客数は60万2200人で、内訳は日本人が9万5500人、外国人が50万6700人で、すべて韓国航路だった。
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