News

JR九州、第三者委員会を設置、QB浸水隠ぺい問題

2024.09.04
業界

九州旅客鉄道(JR九州)は、連結子会社であるJR九州高速船で発生した「クイーンビートル」(QB)の浸水隠ぺい問題について、事実関係の解明と再発防止策に対処するため、外部の専門家で構成する第三者委員会を設置した。

 

同船は浸水量が増加した時点で運航を停止・修理し、国土交通省による検査も経ており、現時点では浸水していない。だがJR九州は「JR九州高速船の安全確保の体制について徹底的な検証と再構築が必要であり、それなくして運航を再開することは、乗客に対して公共交通機関としての責任を果たすことができないと判断し、自主的な措置として8月13 日よりJR九州高速船のすべての事業を停止した」としている。

 

同船は11月25日までの運休が決定している。予約分については手数料なしで決済済み運賃を返金し、旅行中止に伴い発生するホテルや二次交通などのキャンセル手数料、代替交通機関を手配される場合のサポート代として、片道分の予約キャンセルにつき一人1万円を一律で支払う。

TOPへ戻る
シェアアイコン