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NCL、新造船の船名「ノルウェージャン・ルナ」発表、販売を開始
2024.09.19
外国船社
ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)は18日、フィンカティエリのマルゲーラ造船所で建造中の新造船について、船名を「ノルウェージャン・ルナ」(15万6300トン、乗客定員3550人)とすることを明らかにし、クルーズ販売を開始した。同船は2026年3月竣工、同4月4日から11月までマイアミ発着の東・西カリブ海クルーズ7泊に就航する予定。
ルナは2025年3月就航予定の「ノルウェージャン・アクア」(15万6300トン)に続く「プリマ・プラス」シリーズの第2船。同シリーズは「プリマ・クラス」と呼ばれる同型姉妹船「ノルウェージャン・プリマ」(14万3535トン、2022年就航)、「ノルウェージャン・ビバ」(同、2023年就航)に比べ10%スケールアップした船型。NCLはさらに2027年、2028年に17万2000トン型2隻を船隊に加える計画で、プリマ船は全6隻になる見込み。
船体アートはナイキ、リーボック、ラルフ ローレンなどとのコラボレーションで知られるストリート・アーティスト、ELLEが担当。「ラ・ルナ」と題されたこの作品は、人類と宇宙の天体の力との深いつながりを視覚的に表現したもの。
客室や施設は基本的に姉妹船アクアの高品質感、構造を引き継ぐ。船全体のインテリア・デザインはADアソシエイツ、ピエロ・リッソーニ氏、ロックウェル・グループ、SMCデザイン、スタジオ・ダドが手掛ける。
写真提供:NCL
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