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神戸と宮崎の間で大型フェリーを毎日運航する宮崎カーフェリーは９月28日、就航10周年を記念したセレモニーを神戸市内で開催した。郡司行敏社長は、「みなさんの支えがなければ10周年はなかったと思う」と感謝の言葉を述べた。また「神戸と宮崎はフェリーでつながっている。人と人をつなぐ、街と街をつなぐ、文化と文化をつなぐ。これからも神戸と宮崎のかけはしとして両地域の交流促進と産業振興に力を尽くしていく。次の10年、20年に向けて社員一同がんばっていきたい。安全運航、安定輸送、おもてなしのサービスをしっかり行うことで、みなさまにこれまで以上に信頼される、安心してご乗船していただけるフェリーを目指していきたい」と意欲を示した。来賓として宮崎県の日隈俊郎副知事、神戸市の今西正男副市長、三宮商店街によるKOBE三宮・ひと街創り協議会の久利計一会長がそれぞれお祝いの言葉を述べた。神戸観光親善大使から郡司社長に花束が贈呈された後、関係者による鏡開きが行われた（写真左）。

セレモニーは神戸の中心街、三宮センター街のアーケード内で行われた。宮崎グルメ、観光情報などＰＲする「みやざき市場2024」も合わせて開催。宮崎県日向市の夏祭りで行われる「ひょっとこ踊り」も披露され、道行く人たちも足を止めて見ていた（写真右）。