クルーズニュースNews
キュナード、世界の寄港地観光10選に青森の酸ヶ湯温泉
キュナード・ラインはこのほど、世界の寄港地観光10選を発表、青森県の酸ヶ湯温泉を選出した。CLIAクルーズウイーク(9月16日〜22日)を記念して選定したもので、アラスカからオーストラリまで世界の陸上体験を対象にしている。
クルーズ・ウィークは、クルーズ・ラインズ・インターナショナル・アソシエーション(CLIA)が販売促進の一環として毎年主催。クルーズの認知度を高めるため、さまざまなアクティビティやトレーニング・セッション、割引キャンペーンなどを展開している。
キュナードのケイティ・マカリスター社長は、「キュナードのツアーは、参加者が世界で最も魅力的な寄港地の文化、歴史、美しさをしっかり堪能できるよう、特別な体験が念入りにデザインされている。象徴的なランドマークの探索、ユニークな料理体験、息をのむような環境での休息など、これらの寄港地観光は、キュナードの航海の卓越した水準に見合うよう慎重に企画されている」とコメントしている。
酸ヶ湯観光について同社は「火山である八甲田連峰に分け入り、日本最長の鉄骨アーチ橋(長さ360メートル、高さ122メートル)の城ヶ倉大橋を渡り、素晴らしい景色を堪能する。創業1684年の酸ヶ湯温泉に到着したら、旅館で伝統的な昼食をとる。その後、1954年に『国民保養温泉地第1号』に認定された温泉に入る」と案内している。
酸ヶ湯のほか選ばれた寄港地観光は「ファエナ・ホテルのロホ・タンゴ」(アルゼンチン)、市内ツアー「リオのベスト」(ブラジル)、ケチカンの辺境を探訪する「ホーバークラフト・エコ・アドベンチャー&野生動物観察」(米国)、ブドウ園やオリーブ畑が広がるエトルリアを旅する「トスカニアの味」(イタリア)、「オーロラを求めて」(ノルウエー)、4日間の旅「陸路でマチュピチュへ」(チリ)、タスマニアのグルメ旅「魅惑のテイスト・トレイル」(オーストラリア)、「ブルーラグーンで入浴」(アイスランド)、「ヴィンテージ・トラムで巡る夜の香港」(中国)。
写真:酸ヶ湯温泉