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シルバーシー、南極クルーズ向けに”地球最南端”のホテル建設
2024.10.04
外国船社
シルバーシー・クルーズが”地球最南端”のホテルを建設する。南極クルーズの拠点にしている南米南端、プエルト・ウィリアムズ(チリ)に計画しているもので、2025年末に完成予定。
全150室のこのホテル事業は、チリの投資家のコンソーシアムと提携し進められており、起工式にはパートナー、政府代表者、主要なステークホルダーが参加した。
プエルト・ウィリアムズはパタゴニア地方の亜南極地帯に位置する港町で、シルバーシーは同地を母港にしている唯一のクルーズライン。南極クルーズの参加者はサンティアゴから空路で向かうことになる。
ビーグル海峡を見下ろすホテルからは、雪に覆われたパタゴニア山脈の眺めが楽しめ、館内にはレストラン、バー、ラウンジ、フィットネスセンター、地元の職人による手工芸品やアートを展示するギフトショップなどを設ける。
シルバーシーは「シルバー・エンデバー」(2万449トン)、「シルバー・ウィンド」(1万7235トン)、「シルバー・クラウド」(1万6927トン)を南極に投入し、6日から20日間のクルーズを実施。ドレーク海峡をスキップして南極へ直接飛行するオプショナル・プログラムも設定している。
写真提供:シルバーシー
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