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RCL、メキシコに新たなプライベート・デスティネーション開発

2024.10.10
外国船社

ロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)に新たなプライベート・デスティネーションがカリブ海に誕生する。同社が9日、専用のウオーター・パークやビーチなどを備えた「パーフェクトデイ・メキシコ」をユカタン半島東のマハウアル(キンタナ・ロー州)に建設することを明らかにしたもので、2027年にオープン予定。

 

RCLは1996年のラバディー(ハイチ)の開発を皮切りに、プライベート・ビーチや島の開発をカリブ海で積極的に進めており、今回発表したメキシコのプロジェクトもその一つ。詳細は、数カ月以内に公開するとしている。

 

同社は2019年5月、1960年代に購入したプライベート・アイランドのココケイ(バハマ諸島)を、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティー・クルーズ専用の「パーフェクト・デイ・アット・ココケイ」(約50万平方メートル)としてリニューアル・オープン。

 

2025年にはバハマのナッソー近郊、パラダイス島の西端に「ロイヤルビーチ・クラブ・パラダイス・アイランド」(約6万8000平方メートル)を開設、2026年には「ロイヤルビーチ・クラブ・コズメル」(同)がオープンする予定。

 

ラバディーは約105万平方メートルに及ぶ森林に覆われた半島で、世界最長の水上ジップラインや高速コースター、約90メートルのウオータースライダー、シュノーケリング、カヤックなどが楽しめる。

 

RCLは地元自治体や企業、地域社会と連携し、環境保全や経済発展に配慮したプライベート・デスティネーション(目的地)の開発を通じて、持続可能な誘客、観光振興に取り組んでいる。

 

写真提供:RCL

RCL、メキシコに新たなプライベート・デスティネーション開発
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