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キュナード・ラインは運航する4隻の2026年10月から2027年4月の新コースの販売を開始した。新造船「クイーン・アン」を含む4隻で57カ国、101の寄港地をめぐる。いずれも日本寄港の予定はない。

「クイーン・アン」は78 泊の南米クルーズを予定。カサブランカ（モロッコ）やブリッジタウン（バルバドス）などに初寄港する。「クイーン・メリー2」は大⻄洋横断クルーズを中心に、2026年12月にはカリブ海に配船。キリスト教三大聖地のひとつ、サンティアゴ・デ・コンポステーラをめぐるエル・フェロル発のツアーも企画している。「クイーン・ヴィクトリア」は2027年 1月から109泊のワールドクルーズを実施し、香港、シドニー、ケープタウンなどを訪れる。初寄港はフェロール（スペイン）、アカジュトラ（エルサルバドル）、ダカール（セネガル）、ダーバン（南アフリカ）。「クイーン・エリザベス」マイアミ発カリブ海クルーズ（7・9・14泊）を実施する。