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2028年就航ディズニークルーズ東京港発着へ、連携協定締結
2024.11.29
日本船社
東京都とオリエンタルランドは29日、東京港におけるクルーズ船事業に関して連携協定を締結した。オリエンタルランド社は2028年にディズニークルーズとして約14万トンの新造船を日本で就航させる予定だが、このたびこのクルーズ船が東京港を主要な発着拠点とすることに合意した。同日都庁にて、協定締結式が開催された。
協定締結式の中で小池百合子東京都知事は「ディズニークルーズは都心や国際空港にも近い、東京国際クルーズターミナルを主な発着地とするとのこと。このことにより都民がクルーズに親しむ機会が増えるとともに、臨海副都心地域のさらなるにぎわいや経済効果も期待できる」と語った。
オリエンタルランドの髙野由美子代表取締役会長兼CEOは先日東京国際クルーズターミナルを視察したことについて言及、「大都市圏にあり、アクセスにすぐれたこのターミナルから出航できることをうれしく思う。開放感あるターミナルがゲストの歓声で満たされることを考えると、胸が高まった」と語った。
連携協定書では連携して実施する取組として、クルーズ船事業の実施に関すること、クルーズ船事業を通じて心豊かな子供を育てる活動に関すること、クルーズ船事業を通じた多様性を尊重した事業活動に関すること、さらに臨海副都心地域におけるにぎわいづくりを始めとする経済の活性化や同地域の魅力、ブランドイメージの向上に関することなどを挙げている。
写真は協定締結式の様子。右が小池百合子東京都知事、左がオリエンタルランドの髙野由美子代表取締役会長兼CEO
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