News

クイーン・エリザベス、シンガポールで大改装

2024.12.05
外国船社

キュナード・ラインは4日、「クイーン・エリザベス」(9万901トン)を大幅に改装すると発表した。期間は来年2月25日から3月13日、シートリアム(シンガポール)傘下のアドミラルティ造船所で行う。

 

工事ではコモドア・クラブ、クイーンズ ・ルーム、ガーデン・ラウンジ、ザ・パビリオンなどパブリック・スペースの内外装を刷新するほか、グリルズ・スイートは豪華な家具や洗練されたディテールと、「究極の快適さとスタイル」を追求したデザインで改装する。

 

グリルズのダイニング体験は、ミシュランの星を獲得したシェフ、ミシェル・ルー氏が考案した特別メニューによってさらに充実するという。

 

今年初めに「クイーン・アン」(11万3000トン)に登場したパビリオン・ウェルネス・カフェも新たに導入する。ウェルネス重視の同施設では、持続可能な方法で調達された肉、魚、乳製品とともに植物由来の料理を盛り込んだメニューで、朝食やランチを提供する。

 

クイーン・エリザベスは改装後、来年6月からシアトル発着のアラスカ・クルーズ(7泊〜11泊)、10月16日からマイアミ発着のカリブ海クルーズ(9泊〜28泊)に就航する。シーズンを通して、マイアミ拠点でカリブ海クルーズを展開するのは、キュナード史上初めて。

 

写真提供:キュナード

 

クイーン・エリザベス、シンガポールで大改装
TOPへ戻る
シェアアイコン