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「アドラ・メディテラニア」、日本寄港含む広州発着クルーズ開始
2024.12.19
外国船社
中国のアドラ・クルーズは18日、「アドラ・メディテラニア」(8万5619トン)による広州発着クルーズを開始した。日本、香港、ベトナムへ向け4泊〜5泊の航海を予定しており、日本寄港クルーズでは宮古島、那覇に来航する。
同船(前コスタ・メディテラニア)は乗客定員2680人、客室1057室。地中海文明をモチーフにした船内では油絵、彫刻、レリーフ、建築様式の装飾デザインなどが随所に見られる。
レストランとバーは15カ所あり、本格的な中国料理をはじめ各国の食事、飲み物を提供。クルーズ・シーズン中は、広東料理や季節の祭事にちなんだエンターテインメントやアクティビティなど、中国嶺南地方の文化にふれる企画を用意している。
中国が初めて建造した大型クルーズ客船「アドラ・マジック・シティ」(13万6201トン)は現在、上海発着クルーズを展開中で、福岡、長崎に寄港している。中国建造の第2船「アドラ・フローラ・シティ」(14万1900トン)は2026年末竣工、2027年から広州発着クルーズに就航予定。
同社によると、マジック・シティとメディテラニアの2隻で、国内外から延べ45万人以上が乗船している。
写真提供:アドラ・クルーズ
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