クルーズニュースNews
「シルバー・ドーン」、東京港からワールド・クルーズへ出発
2025.01.15
外国船社
シルバーシー・クルーズの「シルバー・ドーン」(4万700トン)が13日東京港を出航、136泊のワールド・クルーズを開始した。シルバシーの「ミューズ・クラス」としては初のワールドで、5月29日の最終目的地・ニューヨークまで30カ国、59カ所を訪問する。同船は大阪(1/15)、広島(1/18)、別府(1/19)、鹿児島(1/20)、那覇(1/22)に寄港した後、アジア、アフリカ、欧州、北米の各地を巡る予定。
シルバーシーはこの航海を「コントロテンポ・ワールド・クルーズ」と呼び、「陸上で過ごす時間を増やし、通常とは異なる季節に、世界で最も充実した目的地を体験してもらう」(バート・ヘルナンデス社長)のがコンセプト。「コントロテンポ」は音楽用語で「オフテンポ」「弱拍」の意味。
クルーズは9つのセグメントで構成。コースにはシルバーシーのワールド・クルーズで初めて訪れる19の目的地が含まれている。世界で最も象徴的で人里離れた目的地について、ユニークな視点を提供するとしている。出航当日、ワールドの参加者は八芳園で和食のランチや日本酒、国産ワインなどを味わった。
ドーンは「ミューズ・クラス」の第3船として、2021年にフィンカンティエリ(アンコーナ)で竣工。料理プログラム「SALT(Sea And Land Taste)」やスパ&ウェルネス・プログラム「オティウム」などを特徴としている。
写真提供:シルバーシー
関連ニュース